2015/01/07

退職金制度として広く定着している中退共といえど、財政状況により今後の運用は不透明です。

 厚生年金基金ついて財政状況等にから

 廃止の動きは周知されていますが、

 広く定着している中退共についても財政状況について不透明です。

 多くの従業員の福利厚生を担う退職金制度の中で、

 中退共の存在は大きく、

 今後財政状況が悪化したからと言って、

 すぐに最悪な流れになるとは考え難いです。

 更に厚生年金基金の解散が加速する今日において、

 中退共は中小企業にとっての新たな退職金制度のための受け皿として大きな選択肢です。


 しかし、

 他の退職金制度同様に財政に関するリスクは存在し、

 今後の利回りの見直しなどの可能性は大きくあります。


 今後、新たに退職金制度を考える場合には、

 新規加入するというメリットが低下しつつあることも事実ですが、

 何れの選択肢も先行きが不透明となるなか、

 従業員にとっては社外積立ということが

 リスク分散の観点から最大の魅力であるかもしれません。


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