2015/02/19

保険を利用する退職金積立では、節税と福利厚生にメリットのある養老保険が広く利用されています。

 養老保険のハーフタックスプランでは、

 掛金の2分の1を損金に計上しながら、

 満期保険金としての退職金積立。

 従業員死亡時にはその遺族への保険金という福利厚生に大きなメリットがあります。

 節税や福利厚生のメリットを紹介するも、

 純粋に退職金のための節税効果を考えたとき、

 さほどメリットが大きいわけではありません。


 養老保険、その最大の企業メリットは、

 積立てた原資の所有権の違いです。

 他の共済等を利用した退職金積立では、

 拠出後にその受取は従業員本人。

 企業側は基本的にはこれに手を出すことは出来ず、

 他の用途に一切利用することは出来ません。

 しかし、

 養老保険では満期・解約保険金の受取は企業側であるため、

 その用途を制限されることはありません。


 退職金の積立運用は非常に長期である中、

 社歴の短い企業にとっての将来は正に見通せない闇。

 将来を考えたとき、

 企業の資産計上として手放せないものとなるのですね・・・


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  > 養老保険(退職金)

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