2016/11/27

売り上げに対して人員の多いサービス業等での給与担当者は、年末調整が年末の大仕事

 売上等の事業規模は、総務等の事務員の人数にそのまま比例します。

 このため、製造業等の比較すると、売り上げに対して社員数の多いサービス業などでは、事務員の人数に対してその他の社員数が多くなりがちです。

 その中でも更に人数が限られる総務や給与担当者で考えると、年末調整の案内と回収。内容の確認等の作業を含めると大仕事となります。

 年末調整に関係する書類では、プライバシーに関わる内容であるため人海戦術による確認等が出来ない仕事であるため、特定の担当者による作業時間が多くかかる仕事です。

 更に人数が多いとき、年末調整の用紙を回収するだけでも一苦労

 ・扶養控除申告書等の提出が遅れるもの

 ・添付する証明書が欠けているもの などなど。

 提出期限に必要な書類が全員分揃うことなどまずありえません。

 更に外部に委託せずに内容確認を社内で行うとその作業量は膨大なものとなります。

 年末調整に必要な証明書などは既に揃っている時期です。

 ・提出期限を遅く設定している場合でも早め提出を促す。

 ・揃っている分からでも他の業務の合間に進める。

 ・プライバシー問題をクリアしている他の業務者いる場合、分担などの協力体制を整える。

 などなど、年末に向けての慌ただしさでミスが誘発されないよう、取組方法の検討を含めた実施が必要です。

 提出漏れや提出遅れだけであれば、多くの協力を得られる業務でもあります。

 提出等のリストを他部署の共有した分業体制を一度作っておくと、翌年からの作業に効率にも繋がります。

 年末(年の最終給与)にむけ忙しく慌ただしい時期となりますが、がんばりましょう。

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