2017/06/05

光電話は単なる停電であれば、社内の備えさえあれば問題なく使用できます。

 光電話は光の通信速度早いだけでなく、コストメリットが大きく、企業だけでなく家庭の電話でも光電話が広く普及しています。

 停電があると光電話は使用できないという認識も多いですが、災害や大規模な停電でない限り、備えさえあれば問題なく使用することができます。

 ビジネスにとって電話は最重要設備。

 特に地域的なものや電気設備の点検等による停電では、かけてくる側がその事情を知るすべはなく、ビジネスチャンスを逃してしまいます。

 これを防ぐためには、基本的にOA機器の停電の備えと同じものがあれば簡単に防ぐことができます。


 ビジネスフォンの停電対策としては、OA機器等に使用する無停電装置(UPS)を使用することで簡単に予防することが出来ます。

 ・無停電装置(UPS)で給電が必要な機器

  ・光終端装置(CTU/ONU)

  ・VOIPアダプタ

  ・ビジネスフォン本体
  ビジネスフォン本体の多くは内臓バッテリーにより短時間であれば問題ないこともあります。


 無停電装置(UPS)は、電話設備のために専用に用意することが理想的です。

 しかし、無停電装置(UPS)はそれなりに高価。また、バッテリーの寿命などメンテナンスが必要な装置であり、大きく重い機器の為、置き場所も必要となります。

 事業規模にもよりますが、無停電装置(UPS)はOA機器用に大きめの物があれば、1回路電源タップととるだけで電話設備の電源をまかなうことが出来ます。

 また、無停電装置(UPS)が1台もない小規模な事業所であれば、経理用パソコンのためなどに大きめの無停電装置(UPS)を1台購入し、パソコンと電話用に電源をとれば重要なパソコンの故障予防と、電話回線の維持を同時に行うことが出来ます。

 何かあるまで大事になりません。

 しかし、無停電装置(UPS)はパソコンの急な停電による故障だけでなく、落雷による雷大波電圧(雷サージ電圧)からもある程度機器を守ってくれます。

 パソコンなどは1・2回の急な停電で故障することは稀ですが、確実にダメージを与えています。

 小さな事業所ではデータのバックアップも十分ではない場合が多いだけに、光電話の維持とパソコンの故障防止に1台はUPSを用意しておきたいですね。

 参考にUPSの容量は1000VA。

 金額で10万円弱程度の物を検討しておくと、長時間の停電対応は難しいですが瞬間停電から数10秒(条件により数分)程度の停電に対応することができます。

 停電時にパソコンをシャットダウンできる時間が持てるため、小規模な事業所ではかなり重宝します。


 しかし、UPSは普段は大きく・重く・ファンの音が煩いだけであまり有難みを感じることは出来ないのですけどね・・・

 また、バッテリーにも寿命があるため、印象が残念な点が多い装置です。

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