夏休みに入り応募前職場見学の盛んな時期。2回目、3回目の見学では1回目の反応を踏まえた対応がとることが出来ます。
第1希望という意思を伺うことが出来る1回目の参加を評価する担当がいることは否定しません。
しかし、2回目、3回目の見学会では、担当者は1回目の見学者の反応を踏まえた内容に切り替える。
見学者は1回目に訪問した企業の時より、心にゆとりがあるため柔軟で意志の疎通が図りやすい見学会となることがあります。
職場見学の担当者によって大きな差があること思いますが、こと私の経験から紹介します。
如何に毎年行う担当者といえど、1回目の職場見学のクオリティは、2回目・3回目の実施と比べるとどうしても低くなりがちだと感じます。
クオリティが低くなる原因の主なものとしては、
・毎年のことといえど、応募学生に対しての説明する感覚を取り戻すのに時間がかかる
・各年毎に学生が興味を引く内容が異なるため、興味を引く内容を掴むまでに時間がかかる
・リラックスさせるための雑談(話題)が、学生側とミスマッチすることがある
・学生側が極度に緊張してかたまり、興味のある内容と興味のない内容の判断がつかない など
担当者としては、
最初から学生と意思疎通を上手くはかり、実際の応募に繋げる。
応募後(就職後)のミスマッチが起きないよう、理解させておくなどが本来必要。
如何なる場合でも最低限のことは実施していますが、それでも実施後の手応えに良い悪いはあります。
学生はなるべく早い時期の見学に参加しなければ・・・という考えも間違いではありません。
しかし、後の開催に参加することで自身の興味を引く仕事が見つかるかも知れません。
就職は人生の大きな分岐点。
高校卒業時点でどのような仕事をしたいという明確なビジョンを持つ者は少ないです。
だからこそ、多くの職場見学に参加して自分がやりたいと思える内容。
やりたいと思う程ではなくても、せめて興味を持てる内容や職場を見つける数少ない機会。
応募前職場見学はそのような制度ですので、ぜひ有意義に制度を利用して貰いたいと感じます。
企業側も長く働いて貰うために、仕事内容や会社に興味を持ってくれる子の応募を待っています。
応募前職場見学について詳しくは、
総務の採用と退職のお仕事 > 新規学卒者の採用選考 > 高卒求人採用の実施
> 応募前職場見学の内容とマナー
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