2020/03/06

入手困難なアルコール消毒薬の節約に塩素系漂白剤による消毒の活用を。

 アルコール消毒薬の入手に目途が立たないため、今後の職場での感染対策に大きな懸念があります。
 コロナウイルスによる感染対策が長期化することに備え、潤沢な備蓄がある場合にも次亜塩素酸ナトリウムによる消毒を活用し、用途が広いアルコール消毒薬の節約が重要となります。

 アルコール消毒薬は、手指の消毒をはじめ幅広い消毒に用いることが出来ます。特に手軽に手指を消毒する点については、他に代替えが効かない便利な消毒薬です。
 このため、企業内の感染症対策でもアルコールによる手指の消毒が主流となっています。
 しかし、感染収束目途が立たない中、アルコール消毒薬は医療機関への供給が優先されるため、一般家庭を含めその他の企業では入手の目途が立たない状況となっています。

 アルコール消毒薬を節約する感染症対策としては、接触感染の原因となるドアノブや事務所内の机、椅子、キーボード、複合機などの操作部の消毒に次亜塩素酸ナトリウムによる消毒で代用することができます。


 次亜塩素酸ナトリウム、ハイターや、ブリーチ等として市販される塩素系漂白剤。市販されるパッケージの濃度を確認し、最終的に0.1%となるように希釈して使用することで消毒に効果があります。

 次亜塩素酸ナトリウムの消毒では、手荒れやプラスチック部の劣化。金属の変色をはじめ、特有の臭いが残るなどの弊害も多くアルコール消毒の完全な代用とはなりません。
 しかし、感染拡大の防止が企業責務となるなか、事業継続のための予防対策に次亜塩素酸ナトリウムの活用による対策をすすめ、長期化に備えなければなりません。

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