2020/06/04

新型コロナウイルスのトイレ感染リスク対策に、第2波に備えたトイレの改修を含む検討が有効と思われます。

 業務中など常にマスクの着用や換気の実施。個々のスペースを確保するなどして感染予防の取り組みが継続されています。
 今後の感染予防の取り組みとして、共有設備の中で感染リスクが大きく懸念されるトイレの対策が、今後起きる新型コロナウイルスの第2波に備えた対策として有効と思われます。

 幸いにも新規感染はある程度収まっているものの、今後も油断出来ない状態が続く見込みとなっています。特に冬には第2波により深刻な感染拡大がおきるといった予想もあります。
 感染拡大の原因となりうる共有設備のトイレについては、使用に関する注意。清掃方法の見直し。換気設備の改修等を伴う大きな対策も検討が必要です。
 大掛かりな対策実施については、新規感染が収まっているこの時期にこそ検討される対策です。


 予算や設備の都合などで改修が難しい場合でも、容易にとれる対策として、
 ・トイレの使用方法に関する感染対策
  ・トイレ使用時後の間隔時間
  ・トイレの蓋を閉めて流す
  ・共有物に手を触れない
  ・使用後の手洗い

 ・清掃方法の見直し
  ・清掃手順:①洗面台、ドアノブ、壁、床 → ②便器周辺 → ③便器外側・ふた → ④便座 → ⑤便器内部
  ・塩素やアルコールによる消毒を伴った清掃
  ・ゴム手袋の使い捨て
  ・保護具の着用
  ・ゴミの密閉
  ・清掃作業後の手洗いと消毒の実施

 改修や設備の変更を含めた対策が可能であれば、
 ・出入口扉の自動化
 ・トイレの自動洗浄機能
 ・トイレの蓋つき
 ・自動水栓への変更
 ・換気扇の容量の見直し
 ・便座シート、除菌クリーナーの設置
 ・ペーパータオルの利用(ジェットタオル、共有する布タオルの廃止)


 トイレに関する対策について詳しくは、
 庶務 総務のお仕事 > 庶務の仕事 > 新型コロナウイルスに関する企業対策 > 職場での具体的な感染対策
 > 新型コロナにおけるトイレ対策(トイレ利用と清掃の見直し)

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