仕事等での熱中症死傷者829人。死亡25人。2019年職場での発生状況 厚生労働省
2019年における職場での熱中症概要
死亡者数 25人(前年 28人)
死傷者(死亡者数と休業4日以上) 829人(前年 1,178人)
死亡者及び死傷者数で前年より減少に転じました。
新型コロナウイルス感染症により、マスクの着用が通常となったなった始めての夏季シーズン。
マスク着用により息苦しさ。マスクによる暑さによる影響。看護などの現場では、空調があるものの加湿やマスク。フェイスシールドや防護服の着用などによる影響により熱中症のリスクが懸念されています。
マスクでは夏用マスクとして通気性の向上や接触冷感機能を持つものが市販されていますが、真夏にマスクを着床して業務に従事するのは多くで初めての体験となります。
また、本年の熱中症の発生では、未だ収束の見えない新型コロナウイルス感染症による医療機関の対応を圧迫することに繋がる為、医療崩壊を招かないためという視点から、社会的な責務ともなっています。
職場環境が同じであっても、本年はマスク着用といったこれまでにない状況を鑑みた対策が求められます。
2019年の熱中症による業種別の死傷者数状況
建設業 153人(内、死亡10人)
製造業 184人(内、死亡4人)
運送業 110人(内、死亡2人)
警備業 73人(内、死亡4人)
商業 87人(内、死亡1人)
清掃・畜業 61人(内、死亡0人)
農業 19人(内、死亡0人)
林業 7人(内、死亡0人)
その他 135人(内、死亡4人)
計 829人(内、死亡25人)
2019年の熱中症発生状況について詳しくは、
厚生労働省 > 2019年「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」(確定値)を公表します
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_11520.html
熱中症に関する総務の仕事については、
庶務 総務のお仕事 > 庶務の仕事 > 安全衛生業務
> 熱中症による労災申請と安全配慮義務
https://soum.info/syom-necyua.html
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