新型コロナウイルス、低濃度オゾンでも感染リスク低下に有効
2020年8月26日、愛知県の藤田医科大学は人体に影響がないとされる低濃度0.1ppmのオゾンよりウイルス量が減少。感染リスクが低下することを発表。
オゾンによる新型コロナウイルスへの効果は、高濃度だけでなく低濃度であっても有効であることが示されました。
オゾンによる新型コロナウイルスへの効果は、高濃度だけでなく低濃度であっても有効であることが示されました。
脱臭や殺菌等に効果があるとされるオゾン。
既に2020年5月に公立大学法人奈良県立医科大学により高濃度オゾンガス暴露により新型コロナウイルス不活化が示されています。
しかし、人体にも影響のある高濃度のオゾンであるため、人がいない空間での使用など用途が限られていました。
今回の低濃度オゾンでの有効性の確認により、人がいる空間であっても直接感染リスクを低下させることができる手段として注目されます。
実験では、
湿度80%でオゾン濃度0.1ppmのもと10時間後には感染力のあるウイルス量が4.6%に減少
湿度80%でオゾン濃度0.05ppmのもと20時間後には感染力のあるウイルス量が5.7%に減少
ウイルスの減少は湿度が高いほど有効で、湿度55%では湿度80%ときほどウイルス量が減らなかった。
オゾン発生器と加湿器を併用することで、十分な換気が困難な場所での新型コロナウイルス対策一つとして期待されます。
高濃度オゾンによる新型コロナウイルスの効果については過去記事:
総務の仕事内容日誌
> 新型コロナウイルスがオゾンにより殺菌(不活化)。換気が難しい部屋ではオゾン発生器併用による対策を。
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