2020/12/31

コロナ禍での年末年始。忘年会などは自粛。仕事始め式は廃止や簡略により異例の年明けとなります。

 新型コロナウイルス感染症が再び大きく流行しているこの年末。
 年末年始の長期休暇明けは、自粛要請があると言っても帰省などの影響により、年明けは感染者がどのように推移しているか不透明。
 新年では、例年のような仕事始め式では、複数部署や複数の拠点が集合する形式はリスクが大きいため、廃止や簡素化が主流です。

 年明けの仕事始め式は、新年に向けての経営からの方針の伝達。表彰を執り行うなど従来では重要な行事の一つです。
 新型コロナウイルスの感染予防は、既に企業の社会的責任だけでなく事業継続において重要な対策となっています。このため、仕事始め式は廃止。又は全体での集合は取りやめ、部署単位での実施。訓示などは録画やWEB会議方式を採用するなど方法の変更や簡素化による実施が予定されています。

 既に長期渡るコロナ禍により社員旅行や親睦会の自粛。そして今回の仕事納めや仕事始め式の廃止により、企業内での繋がりなどが益々希薄となることにも注意が必要です。
 仕事始め式を廃止としたとしても、訓示等の伝達は例年と同等の社員に行き届くよう方策をとることが最低限求められます。
 また表彰等についても授与式は中止しても表彰行為は例年通り行い、社内新聞を発行するなど積極的な周知を行うことも考慮する必要があります。

 終わりの見えないコロナ禍あるだけに、モチベーションが持続的に維持できるような施策が重要であると感じさせられます。

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