インフルエンザが3年ぶりに流行。新型コロナウイルスとの同時流行に警戒を。
コロナ渦以前はインフルエンザによる集団感染による事業リスクを防止するため、集団予防接種などの対策が多く行われていました。
しかし、この2年余り新型コロナウイルスに関するその他の感染対策の実施。インフルエンザの流行がなかったこと等から予防接種を取りやめた企業においては、インフルエンザにも警戒が必要です。
新型コロナウイルスの感染対策は、これまで何度もの見直しにより開始当初と比べて継続実施に即した緩いものへと変化しています。
また、多くの人にとって意識が大きく変化し、ある程度の感染は許容するものとなっているのではないでしょうか?
特に学校や保育施設等での感染防止については、濃厚接触者や感染者が発生した際の取扱いが大きく変化し、持続可能な感染対策へと変化しています。
これらの影響か、新型コロナウイルスの感染対策により1年前まで減少していたその他の感染症をはじめ、インフルエンザについても徐々に発生が増え、遂に流行段階となりました。
新型コロナウイルスのワクチン接種については、これまでの経緯と無償で接種できることから多くの人が複数回接種済みとなっています。
しかし、インフルエンザのワクチン接種については、2年間発生が少なかったこと。有償であることから自発的に接種を受ける従業員は従来より少なくなっている可能性があります。
新型コロナウイルスの流行により、その陰に隠れていたインフルエンザですが、元より流行が業務に与える影響は非常に大きいものです。
まして、新型コロナウイルスによる感染と、インフルエンザの感染が2重で発生した際、その影響はこれまでの想定を大きく超えるものとなります。
既にインフルエンザの予防接種については品薄状態となっていますが、今後のリスク考慮すると可能であれば職場内集団接種の実施や、予防接種の奨励を行うことが必要となっています。
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