2023/01/31

新型コロナの雇用調整助成金特例措置が1月31日で終了。2月から8,355円に。

 2020年4月から始まった新型コロナウイルス感染拡大による影響により増加されていた雇用調整助成金の特例措置が2023年1月31日で終了しました。
 特例制度については、これまで大規模な不正受給等の報道もありましたが、実際に大きな影響下にあった業種・企業においては、状況が改善し企業活動が再開できるまでの雇用維持に非常に大きな役割を果たしてくれました。

 雇用調整助成金のコロナによる特例措置では、
 ・2022年 4月~ 9 月 15,000円
 ・2022年10月~11月 12,000円
 ・2022年12月~2023年1月 9,000円
 と、助成額が段階的に引き下げられ、2023年2月からは原則8,355円と従来額となります。
 感染拡大が収まらい状況が未だ続き、影響から脱却出来ない企業にとって助成額の引き下げや特例措置の終了の影響は大きいものです。
 更に、円安や世界情勢による資材とエネルギー高騰により追い打ちをかけられている企業も少なくありません。

 今後、雇用維持を断念したことによる失業者の増加。雇用条件の見直し等により労働者が不利益を被ることが心配されます。

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